
20年ほど前にやってた競馬のお仕事は、出版社に営業をかけて、雑誌に掲載してもらい原稿料ゲット、サイトに誘導して入会してもらって会費を頂戴する課金モデルが中心でした。
コンテンツ課金モデルは、今でも王道かとは思いますが、それよりもコンテンツ代金無料の広告モデルの方がドンドン伸びていくのかなーと考えております。ユーチューバーのように、無料でコンテンツ提供して多くの人に拡散してもらった方が、課金モデルで動画売るよりも儲かる事例もありますし。
ここ数年、ネットでコンテンツを展開してアフィリエイトで収入を得る人が増えてて面白い世界になってきたなーと感じるので、今日は、そのあたりのことをツラツラと。
課金よりも広告モデルの方が人気が出やすい?
前職は、競馬情報サイトの課金モデルで、媒体に露出をしてサイトにユーザーを引っ張ってきていたのですが、サイトの課金する手段も、今ほど決済が多かったわけでもないので、なかなか大変でした。
今は決済手段もたくさんあるので、課金コンテンツ販売のハードルは低くはなってるでしょうが、良質なコンテンツで多くのユーザーが頻繁に見に来てくれるなら課金モデルにこだわらなくてもいいんじゃ無いかなーと思い始めてます。
無料で色々な情報を出して、SNSなどでドンドン拡散してもらった方が、課金モデルよりもサイトの収益は上がるのでは無いかと。もちろん、月間100万PVあっても、広告バナーをクリックしてもらわなければ収益にはなりませんが、そのあたりは、コンテンツの見せ方次第じゃないですかね。
課金モデルは、安定感はあると思いますが、少額課金+広告収益のモデルの方がこれから楽なんじゃないかなー。出向元は、Googleさんが探してくれて、サイトの記事に最適なものを自動で表示してくれるので、広告獲得のコストも発生しないですからええですね。
いま、競馬情報のサイト運営をするならば、スマホ特化の広告モデル中心、少額課金で広告が出なくなるとかをやるかなー。
文章を書いて広告収入を得るのは雑誌と同じ
プロブロガーやアフィリエイターは、AdSenseなどのアフィリエイト広告をサイトに掲出して利益を得てますが、メディアが広告で収益を上げるのは、雑誌媒体が世の中の情報流通手段だった頃から同じなので、自身が情報発信するメディアで広告で収益を上げてるのは理にかなってるし、フリーランスの働き方としてはめちゃめちゃ良いかと思いますね。
生活できるぐらいの収入をブログで得るのは、創意工夫と才能が必要とは思いますが、よく売れる雑誌や紙媒体は広告料が高いのと同じで、自身の才能をネット上で展開して収益にできる世界が構築されつつあるのは、非常に面白いなと思っております。
出版社は、ライターから原稿を集めて雑誌を作り、広告掲載をして、広告代金+雑誌の販売利益で運営をしておりましたが、出版社をすっ飛ばしてライターが広告収入を直接受け取れるってのは凄いですね。
参入障壁が低いので、ライバルも凄く多い世界と思いますが。。
ブログの立ち位置が変わってきてる
芸能人や著名人の方は、日常を綴ってもそれだけでアクセスがどーんと取れるかと思いますが、私のような一般人はブログで日常を語っても、誰も興味を持つことはないでしょう。今回のブログをやる前に、色々と調べたのですが、
- 特定ジャンルを取りあげるジャンル特化型
- 色んなテーマで記事を綴る雑記型
が、ブログとして人気があるみたいですね。
ブログサービスが始まったときは、日記を書くところみたいな風潮もありましたが、いまは、日常の出来事はSNSなどで共感できる人に共有し、ブログはテーマを決めて書く方がよいみたいですね。
そんなの全く意識をせずに、ブログをやってたのですが、はてなブログに移ってからその辺を意識したら、以前運営していたブログよりもアクセスは伸びました。
ブログ=単なる日記サービスではなく、個人出版社みたいな位置付けになってるのかなー。
地域格差なくフリーライターになれる
前職の時は、出版社と打ち合わせをする場合は、大阪から東京へ営業に出かけてました。もちろん、東京から出版社の方に来ていただくこともありましたが、その時は、なんだかんだでメディアは東京に固まってるから、東京で仕事した方が楽やろうなーと思っておりました。
今は、ネットを通じて地域格差なくやりとりができるようになったと思いますが、既存媒体で活躍しようと思ったら、やっぱり、東京などの大都市圏が仕事はしやすいでしょう。
個人がネットで稼ぐ時代になってきたら、自分でメディア運営をすることになるので、どこに住んでてもコンテンツさえ面白ければ広告収入はあがるので、今までとは働き方の概念が変わってくるかもしれないですねぇ。
仮想通貨も実用化がボチボチと始まってくると思いますが、今までとは違った概念で仕事をして生活する人が増えてくるでしょうね。
その波に、乗り遅れないように感度は上げておきますかね。